いきなり税務署の職員が・・・
2017.12.08よくあるご質問
ラウンジを経営しているママさんからの相談です。
その方は、個人事業主としてホステスさんを雇い、
ラウンジを経営しています。
お店の経営は順調そのもので、平日でも満席になるようです。
そんなある日の夜、所轄の税務署の職員を名乗る方が来店されました。
もちろんお客さんとしてではありません。
「こちらを書いて提出してください」
と言い、税務署名が書かれた封筒を置いて帰りました。
その中身は、「事業概況についての回答書」というものでした。
ママは確定申告はしていたのですが、
売上がきっちりわからないまま申告していたり、
ホステスさんから引いた税金については
どうしていいかわからずそのままだったり・・・
と不安なことがあったようで、どうしたらいいか焦ってました。
書類については、事実を記載し、期限内に回答すること、
今年の確定申告は、売上をきちんと計算して申告すること、
ホステスさんから引いた税金は、納税することをお伝えしました。
税金の種類や、払うタイミングなどバラバラなので、
全てを把握するのは難しいですが、
個人事業主は全て自分の責任において行わなければなりません。
働いているホステスさんが、確定申告し、
還付となった場合においても、
お店がホステスさんから引いた税金を納税していなければ、
ホステスさんには1円も還付してもらえません。
そんなお店で働きたいとホステスさんは思うでしょうか?
魅力のあるホステスさんに在籍してもらうためにも、
税金はもれなく申告・納税するようにしましょう。