接客中のNG行為
2017.02.25その他
キャバ嬢は、お客様に夢を売る仕事ですよね。
お客様に楽しい時間を過ごしていただき、気持ち良く帰っていただく事が重要です。
お客様がお店に来てくださるのは、あなたと過ごす時間に価値があると感じているから、指名で飲みに来てくださるのです。
お客様を怒らせてしまったり、足が遠のいてしまうには、必ず理由があります。
新人キャバ嬢で、やってはいけない事、言ってはいけない事が分からない場合には、「これを言ったら(したら)相手はどう思うか」という事を考えながら接客するようにしましょう。
他のお客様やキャストの悪口を言う
お客様は、悪口を聞くために高いお金を払って、飲んでいるわけでは決してありません。
女性は、ただ聞いて欲しいだけでも、男性はそう捉えず、悪口を言った事に引いてしまいます。
他のお客様の悪口を聞いてしまうと、「もしかしたら自分も他の席で悪口を言われているのでは?」と感じてしまいます。
その結果、あなたに嫌われないようにを気を使うようになり、楽しめなくなってしまい、お店から足が遠のくということになってしまいます。
相手によって態度が違う
どこのお店でも、黒服さんに対して横暴な態度をとるキャストはいます。
もし、お客様の前で、そんな態度を見せてしまうと、お客様は幻滅します。
いくらお客様の前でいい子を繕っても、スタッフに対しての横暴な態度はお客様はちゃんと見ているものです。
私は自分の指名の席で、黒服さんが灰皿やアイスを交換したり、ドリンクを持ってきてくれた時は、「ありがとうございます」と言うようにしていました。
わざと言うように心がけていたわけではないし、言う必要も特にはなかったのですが、クセで言っていました。
その事に関して、お客様に言われた事があったので、ちゃんと見ているのだなと思いました!
席を立つ時には、グラスを空にする
フリーの席で、ドリンクをもらったのに、飲み干さずに席を立つのはマナー違反だと思います。
そのドリンク1杯でも、1000円〜2000円します。
自分から、「飲んでいいですか?」「乾杯させてもらっていいですか?」と言ってドリンクを頼んだにせよ、お客様が「1杯どうぞ」と言ったせよ、お客様の好意を無駄にしないようにしましょう。
ドリンクを頼んだからには、飲み干してから席を立つように必ずしましょう。
気の利かない仕草や行動
話に夢中になってしまって、自分の気付かないうちに気の利かない行動をしていませんか?
例えば、お酒を注ぐ時に片手で注いでしまったり、お客様がタバコをくわえているのに、火をつけるのを忘れてしまったり・・・
さっと行動する事によって、お客様は「気がきく子だな」と思ってくれるのです。
1つ1つの行動に気を使うように注意しましょう。
参加しないほうがいい会話のテーマ
政治・宗教の話は極力自分の意見は言わずに、聞き役に回るのがよいでしょう。
政治・宗教に関しては、様々な意見、思想があり、意見がぶつかり熱くなってしまうことが多い話題です。
考え方は、それぞれなので、一番いいのは「私はわからないから意見をする立場にない」というスタンスで、聞き役に、回る事です。
自分の宗教観や政治の話を披露するのは絶対にやめておきましょう。
お客様の話の腰を折る
お客様が、一生懸命話しているのに、自分の話に変えてしまう人、結構いるんですよね。
話をかぶせたりせず、最後まで相手が気持ち良く話せるようにしましょう。
相手が気持ち良く話せる環境を作るのも、キャバ嬢の仕事です。
他のキャストやお店の内部の話をしない
たとえ仲のいいキャストであっても、個人情報を勝手にお客様に話す事は、マナー違反です。
お客様だけでなく、キャスト同士のトラブルの元です。
絶対にやめましょう。
もし聞かれたとしても、「私は、よく知らない」というスタンスをとっておきましょう。
また、お店の内部情報を話すのもNGです。
「最近、お店の売り上げが良くなくて、経営状態がよくないみたい」という情報を漏らしてしまうと、またお客様が足が遠のく原因にもなってしまいます。
カラオケを強要しない
キャバクラでも、カラオケを設置しているお店はあります。
キャバ嬢としては、お客様がカラオケをしていてくれたら、楽ですよね。
しかし、歌いたくないお客様もいらっしゃいます。
カラオケの強要はやめましょう。
夢を売る仕事という事を忘れない
キャバ嬢は、夢を売る仕事とお話し致しました。
基本ですが、子供の話や彼氏の話はしないようにしましょう。
あくまでも、”この子ひょっとしたらいけるかも”という可能性を消してはなりません。
新人のキャバ嬢で、「彼氏いるの?」とお客様に聞かれて、素直に「います」と答えた子がいました。
また、「私はバツイチで小さい子供がいます」と話している子もいました。
嘘をつくべきという事を言っているのではなく、あくまで夢を売る仕事なので、お店にいるときは別の自分を演じることが大事です。
暗い話題は避ける
お客様は、非日常を求めてキャバクラにいらっしゃいます。
キャバクラにいるときくらいは、明るい話題で楽しくしていたいです。
お客様から悩みなどを聞くのはいいのですが、キャバ嬢から借金の話や病気の話などはしてはいけません。
お酒は飲んでも、飲まれるな!
キャバ嬢は、お客様と一緒にお酒を飲みます。
しかし、仕事中であるという事を忘れてはいけません。
お酒に飲まれているキャバ嬢を何人も見てきました。
フリーで来られている新規のお客様に、酔っ払った状態でついて席で寝てしまったり、何を言っているのかわからなかったり・・・
初めてのお客様は、ビックリしてしまいます!
楽しくお酒を飲む分には構いませんが、自分が「これ以上飲んだらやばいな」という限界は知っておきましょう。