確定申告書Aと確定申告書Bの違い
2017.02.25税金基礎知識
確定申告書にはAとBがあります。
では、この申告書Aと申告書Bでなにが違うのでしょうか。
まず、申告書Aですがこれは主に会社員やアルバイト、パート、年金受給者の方が使うものです。
所得の種類が給与所得や公的年金等・その他の雑所得、配当所得、一時所得のみで、なおかつ予定納税のない方が利用できます。
予定納税とは、前年の所得税が15万円以上だった場合に納めることになる前払いの税金です。
会社員が医療費控除や住宅ローン控除を受けたい場合などに申告書Aを使います。
次に、申告書Bですがこれは所得の制限がなく、誰でも使用できる確定申告書です。
申告書Aは記入する内容が少なく、申告書Bの簡易版だと考えてもらえばいいと思います。
では、キャバ嬢などの水商売の方はどちらを使えばよいのでしょうか。
キャバ嬢の方などは事業所得として収入を得ているので、申告書Bを使うことになります。
お昼と夜の仕事両方やっている方も申告書Bで確定申告することとなります。
武信公認会計士・税理士事務所
武信隼人