自分の身を守るためのお店選びのポイント
2017.01.27マイナンバー

そもそも私たちの報酬から源泉徴収されたお金は支払われているの?
キャバクラや風俗店は働いている人から報酬の約10%を源泉徴収として預かり、預かったお金を税務署に納税する義務があります。
お店は翌年の1月31日までに、支払調書という働いている人から預かったお金の金額とマイナンバーを記載した書類を税務署に提出しなければなりません。
つまり、新たにお店に入店する時にマイナンバーを聞いてこないお店は働いている人から源泉徴収をしたとしても、源泉徴収したお金を税務署に納めていない可能性が高いです。
お店が支払ってなかった場合、私たちはどうなるの?
こういうお店で働いて翌年真面目に確定申告をしても源泉徴収された税金をお店が払ってないので、還付金が帰ってくる場合でも、お店が源泉徴収した金額を納税するまでは還付金が帰ってきません。
入店時にマイナンバーを聞いてこないお店で働くことは極力避けましょう。
しっかりしたお店で働いた場合のメリット
しっかりしたお店は源泉徴収したお金を税務署に納税してます。キャバクラや風俗店で働いてる人が領収書をしっかり保存して確定申告をした場合、多くの場合お店に源泉徴収された税金が返ってきます。以下リンク先で領収書を取っていた場合の返ってくる税金が計算できます。
https://omizu-tax.com/wp/tax
武信公認会計士・税理士事務所
武信隼人
所属 公認会計士協会中国会 中国税理士会
公認会計士 第31637号
税理士 第128479号
1977年広島県呉市生まれ。会社が倒産した祖父と同業で起業した父の後ろ姿を見て育つ。青山学院大学経済学部卒業後、大手監査法人で幅広い業種の監査やコンサルティング業務を経験。その後、祖父及び父の経営していたような中小企業や個人事業主・フリーランスを助けるべく奮闘中。
税理士に断られてきた夜職の方々も秘密厳守で税務の視点から多くのお客様をサポート。IT/AIを駆使した業務効率化とサービス提供を行い、多くのお客様に最善のサポートを行っている。



